秩父の丸くない丸山

丸山の朝は曇り空でしたが、登り口から桜の花弁が山道に散り、途中巾4－5mの快適な尾根道が続き、吹く風も爽やかな山行が始まりました。丸山という名前の山ですが、時々尾根道は急傾斜になり、山頂付近はピークが三もあって、少しも丸くなく、厳し目の山でした。いくつかのアップダウンの後にたどり着いた展望台のあるピークが960mの山頂で、草の広場に散らばってお昼、熱いコーヒーを淹れました。終始天気は曇りでしたが、カンカン照りの晴天よりも良く、中春の良い山行でした。大野峠からの下山は樹林の中、路傍の仏さまに峠道の歴史を感じました。ただ「丸くないのに丸山」が心に懸かり、ネット情報を探しましたがしっくりくる説がありません。心残りです。
写真左　山の花道の快適な尾根道　　　写真右：大野峠からの道の石仏