鹿岳山頂はポカポカ陽気
投稿者:おーちゃん
鹿岳は南牧川沿い、昨年秋に登った黒瀧山の4km東に位置します。お天気に恵まれ標高1000m程度の気楽な低山山行を期待していましたが、下高原の登山口から稜線までの一気の急登や頂上直下の鎖場は高齢登山隊にはタフな奇峰岩峰でした。でも皆さん頑張って隊列整え、多数派は見晴らしの良い一の岳山頂にたどり着き、ぽかぽかの日差し、そよ風の中、360度の視界を満喫、お昼を楽しみました。写真は山頂の「摩利支天」の石塔と背景の八ヶ岳。摩利支天を担ぎ上げたのは地元集落の山岳信仰でしょうか。深く敬意を表します。
富岡市を流れる鏑川の上流である南牧川と西牧川の流域は、なぜ鹿岳・黒瀧山、妙義山、荒船山と奇峰岩峰だらけなのでしょうか。産総研研究者によると、西上州一帯は火山性地質で、安山岩溶岩と火砕系の凝塊角礫岩などの幾つかの層が重なっていますが、そのもとは本宿(荒船と妙義の中間)を中心とする巨大火山だったそうです。最後の火山活動が250万年前と古いため、火砕系は浸食され深い谷となり、固い溶岩部が鹿岳のような岩塔、荒船のような溶岩台地として残ったようです。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2915
赤城山の最後の活動は24000年前、榛名は1500年前と若く、峡谷は未発達です。
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