23年の締めは 謎多き山
投稿者:おーちゃん
23年の締めは、赤城山の西北部に位置する、会員の誰も知らない、登ったことのない山でした。「NHK群馬で綺麗だったよ」との情報で、会長と下見した夏は、迷うはずもなかった山道が、晩秋は列の先頭を歩くと落ち葉で道が判らない状況でした。地元昭和村の道標がやたらとある訳に納得しました。熊、猪さん達と遭遇せずに楽しく帰れ、良い締めでした。
さて、最初の謎は山名です。地質学の世界では、船ガ原山(ふながはらやま)が正式名称です。https://www.gsj.jp/data/openfile/no0613/28Akagisan.pdf 1960年代の資料
船が原溶岩として赤城山体の形成に関わったようです。
1953年の5万分の1地質図副説明書「沼田」地質調査所太田良平氏著にも同じ記載がありました。地元昭和村のパンフレットでは「ふねがはなやま」です。諸説ありですね。
二番目の謎は、綺麗な浅間が眺められた登り道で聞いた、山体が唸るような轟音でした。静かな樹林帯に慣れた耳には異様な音でした。つつじ平に立つ大鉄塔に発生するカルマン渦が音源と思われます。(数週間前にチコちゃんが「風の音は円筒のせい」と説明していました)
三番目の謎は「大楢の木」があるほどなのに、山道ではどんぐりを見かけませんでした。
熊さんが、おなかが減ってどんぐりのへたまで全部食べてしまったのかなと思いました。皆さんはどんぐり見ましたか。
大楢の木
四番目の謎は、昭和の湯にアルコールがない!
来年も楽しく登りましょう。
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