青い海と岬の灯台 角田・弥彦
投稿者:おーちゃん
10月山行は、はるばると日本海を望む角田山、弥彦山まで遠征しました。
(初日)
朝から続く雨を衝き、角田山の稲島登山口から急勾配の階段の山道を登り切った頃、陽が射し始め、青々と広がる日本海、突き出た緑の角田岬、その先端の白い灯台の光景が、私たちへの素晴らしい褒美となりました。角田岬からはバスで岩室温泉(宿泊地)に回りました。そしていつものように楽しい宴会です。
ところで、稲島登山口には出羽三山の石碑がありました。九月山行の石尊山と同様に、昔の稲島の村人が出羽三山の代わりに角田山に登ったと感じます。出羽三山は月山1980m、湯殿山1500m、羽黒山414m。実は私の上州高崎の集落にも出羽三山の石碑があり、何故か懐かしく感じました。
灯台コースを下山中。角張った石がゴロゴロ。
上写真:稲島の出羽三山碑 中央は月山
下写真:上州高崎の出羽三山碑 中央は湯殿山(即身仏が安置されている山)
(二日目)
初日の角田山は、登り(稲島コース)下り(灯台コース)とも、階段が多くまた雨に濡れ、皆さんお疲れ気味でしたが、気を取り直して二日目の弥彦山に向かいました。弥彦山神社に全員の無事を祈願して、バスもケーブルも使わず、頂上までたどり着きました。頂上の社、神域は草木がぼうぼうと伸びていました。神官の方から、「神様のお墓で、神道は自然に沿っているので、伐採掃除は一切しないのです」と説明を受けました。
確かに古墳は、建設当初は石葺きだったらしいですが、今は鬱蒼とした森に覆われているのが普通です。
弥彦山頂から、海峡を越えて佐渡島が見えました。今回の旅は、海、岬、島を見るために山に登ったのだなと感じました。
上写真:先行部隊が、弥彦山の森に溶け込んだように、(よく見えない)。
下写真:弥彦山頂から日本海を望む